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腹筋トレーニングと腰痛

よく腰痛の改善には腹筋や背筋のトレーニングが重要と言われていますが、実際にはどうなのでしょうか。これは今のところ充分な検証がなされていないのが現状です。過去に腰痛に対する腹筋の効果と言うことで発表されてから、妄信的に信じられてきた事柄です(有名な物にWilliams体操という物があります)。しかし、腰痛に効果のある事例があることも確かです。実は、どのような腰痛に効果があるのか、この大規模な検証がなされていないのです。腰痛の原因は様々です。ですから、一様に「腰痛には腹筋・背筋」と言っても通用しないことは容易に分かります。腰痛全般に対して最も重要なのは、腰部の柔軟性と適切な日常生活動作・姿勢です。筋トレの意義は、適度に腹筋や背筋を鍛える運動によって、腰部の柔軟性が得られることが、最も重要なことかも知れません。
腰椎と腹筋1足を伸ばしていると腰椎の前彎が残る
腰椎と腹筋2膝を立てることにより、股関節が屈曲し、腰椎の前彎が減少する

しかし、腹筋もやり方によっては腰痛の原因となり得ます。最近、「腹筋は膝を立ててやらないと腰を痛める」と言うことがかなり普及してきましたが、どういう理由でなのかまでは知れ渡っていないようです。ここではこれについて解説してみたいと思います。

正常の腰椎は自然の姿勢では、前彎(ぜんわん)と言って、前方凸の彎曲を持っています。仰向けで寝ているときも同様です。ここで腹筋をしようとすると、腹筋は腰椎を後方凸にする様な動きな訳ですが、このままではカーブが逆です。ですから、腰椎に大きな負担がかかってしまうのです。そこで、あらかじめ腰椎の前彎をとっておく必要があるのです。

腰椎の前彎をとるには、股関節を屈曲させることが簡単な方法です。股関節を屈曲させると、骨盤が傾くので、腰椎の前彎が減少します。仰向けで股関節を簡単に屈曲させる方法は、膝を立てることです。このために、膝を立てた方が腰によいとされるのです。膝を立てることそのものに目的があるのではなく、膝を立てることで股関節を屈曲させ、腰椎の前彎をとることが目的なわけです。

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